
◆退場って?
相場の世界で一般的に使われている「退場」とは、運用資金が尽きてこれ以上意味のある売り買いが不可能となってしまった状態をさします。当ブログで扱っています225先物OPTIONの世界でいうなら、証拠金が先物1枚当たりのSPAN(楽天で現在63万円)と証拠金の掛目(現在1.1倍)すなわち、630,000円x1.1倍=693,000円を下回って取引注文が出せなくなった状態です。こうなっってしまったら、入金するか先物ミニで何とかSPANx掛目まで稼ぐかの選択になりますが、先物の世界ではレバレッジをかけて取引しておりますので最悪の場合マイナス口座になる場合もありえるのです。まあここまで来ると本当の退場となります。それに口座がマイナスになりますと毎日証券会社から不足金の入金を催促する電話がかかってきますのでご注意くださいね。
◆マイナス口座にならない為に
これは資金管理能力を上げるしかないでしょう、できるなら痛い目を見る前に最低限の資金管理をしてもらいたく思っています。これはもう何も考えずに採用してほしいぐらいなのですが、筆者のおススメの最低限の資金管理がありますので参考にしてください。
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まず大事なのはやはりレバレッジです。現在日経は2万円以上です、225先物では20000円の指数を1000枚の計算で225ラージ1枚と成っております。すなわち現物株でたとえるなら225ラージ1枚というのは2000万円分の株を取引している事と同じなのです。
現在最低70万円証拠金があれば225先物ラージが一枚発注できる訳なのですが、これは70万円の担保で2000万円の株を買っている事となりますよね。レバレッジは2000÷70で28.57倍になります。まあだいたいレバレッジ30倍での取引とおもってくださいね、かなり危険である事が解るはずです。もっとぶっちゃけるとフルレバレッジで日経がエントリーした値段から逆に700円以上動いた上で決済したら借金になるという事であります。
◆システムさえ理解すれば恐くない
とかく先物といえば、何か恐い、難しい、ハメられる、などと興味は有るもののなかなか現物株などはバリバリ売り買いしている方であっても手をださず、敬遠しているといった様な話を筆者の周りでもよく聞きます。たしかにその様なマイナス面もあるのかも知れませんが、225先物は朝9時から翌朝の3時まで売りからでも買からでもエントリーできます、この点は株式の現物・信用取引に対して、ほぼすべての場合で手軽にヘッジを掛けたり大変便利なツールでもありますので、チャレンジする価値は大いにあると、お勧めしたい次第であります。
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